▼ 大血管障害 ▼ 糖尿病の人は健康な人に比べ動脈硬化が10年早く起こる
血糖値が高い状態が長期的に続くと、細小血管だけではなく太い 動脈もおかされてきます。 これを大血管障害といいます。 その代表の一つが動脈硬化です。 動脈硬化とは血管の壁の傷んだ箇所にコレステロールなどがたま ると、血管の直径が狭くなったり、もろくなったりすることをい います。 動脈硬化は老化現象の一つでもありますので、健康な方でも歳を とれば、程度の差はありますが誰にでも起こります。 動脈硬化が進み、動脈につまりや破裂などが発生すると、そこか ら先に血液が通わなくなるため、体のいろいろな組織に酸素や栄 養が行き渡らなくなり、組織が死んでしまいます。 脳のなかでこのような状態になるのが脳梗塞で、心臓の中で起こ るのが、心筋梗塞や狭心症です。 糖尿病の患者の場合、動脈硬化が原因の疾患による死亡者の数は 健康な方の2倍〜3倍にもなると言われています。 動脈硬化の原因には、糖尿病のほかにも高脂血症、高血圧、肥満 などがあります。 もし、これらが重なったりすると、病気の進行は加速していきま す。
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