▼ 糖尿病性腎症 ▼
最悪の場合は致命的な尿毒症になってしまいます。

高血糖状態が長期的になると、血管の中でもとても細い血管
(細小血管)が痛んできます。

糖尿病によって一番にダメージを受けやすいのが腎臓の細小
血管です。

腎臓は、血液の中の不要な物や毒になるようなもの(老廃物)
をおしっことして体の外に出し、体に必要な物は血液の中に
再度吸収するというとても大切な働きをしています。

腎臓の中でこの働きを担当しているのが、細小血管がたくさん
集まっている糸球体といわれる組織です。

糖尿病によって、糸球体の細小血管が壊されると、老廃物を
体の外に出す働きが弱くなり、不要な物や毒になるようなもの
が体の中に残ってしまいます。

また、タンパク質など体に必要なものが、体の外に捨てられ
てしまうんです。

腎症になると、最初のころから糖尿病患者のおしっこに「たん
ぱく」が出てきます。

このときには何も自覚症状はありません。

腎症がだんだんと進み、悪化していくと腎不全となり、最悪の
場合は尿毒症という致命的な病気となっていきます。

腎不全は末期となると、腎臓の代わりを機械にやってもらう
人工透析という治療を行うようになります。

人工透析は膨大な時間と金額がかかるとても大変な治療です。

人工透析には保険が適用されますが、一生続けなければいけ
ませんので、とっても大変な負担になってしまいます。

また、頻繁に通院する必要がありますので、時間的にも
精神的にも負担が大きい治療です。

腎臓がダメージをうけ、人工透析治療を新しく始める患者は
毎年8000人以上になります。

そのなかでも糖尿病が原因と考えられる患者数はダントツの
一位になっています。



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